NSDアルミブレース耐震補強工法とは
NSDアルミブレース耐震補強工法は、
軽量かつ耐食性に優れたアルミニウム合金製部材による
内側耐震補強工法です。
ブレース材は形材ブレースとパイプブレースの2種類があり、
施工条件等に応じて使い分けが可能となっています。
仕様
補強形式 |
内側補強 |
抵抗形式 |
強度抵抗型 |
適用建物 |
中低層RC造建物 |
適用基準 |
・アルミ建築構造告示 ・日本建築センター 建築技術審査証明(BCJ-審査証明-211) |
工法のメリット
NSDアルミブレース耐震補強工法は、従来の内側耐震補強工法に比べて
以下のようなメリットがあります。
(1)本工法に用いる部材は比較的軽量であるため、重機の進入が困難な
狭小敷地などでも比較的施工が容易となります。
(2)本工法のブレース架構は軽量なアルミニウム合金を使用しているため、
補強により既存RC架構に付加される自重が軽微となります。
=基礎への影響が小さい工法と言えます。
(3)アルミニウム合金は耐食性に優れているため、施工後のメンテナンス
費用の軽減が期待できます。
(4)部材が軽量であり、かつ工場製作の標準部品を現場にて組み立てるのみ
なので、施工がし易く、施工日数の短縮も期待できます。
(5)本工法で用いるブレース架構は工場製作の標準部品により構成されている
ので、部材の品質管理が確保しやすくなります。